こんにちは。
この数年でメンタルヘルス対策という言葉をよく聞くようになりました。
ひと昔前は、「そんなの気持ちの問題」「気合で何とかなる」「甘えているだけだ」と思われることが多かったメンタル不調ですが、最近ではメンタルヘルスに対する誤解も減り、正しい知識が広く知られるようになってきたと感じます。
そんなメンタルヘルス対策を実施するにあたり、難しいところは目に見える成果が出づらいことです。そして、長期的な対策が必要であり、短期的な対策では良い結果はなかなか出ないものです。
さらに、このメンタルヘルス対策はメンタルヘルス不調を予防するという意味で、マイナスをゼロにする対策であるという考えからメンタルヘルス対策=ネガティブな対策と感じている方も多いのが現状です。
しかし、メンタルヘルス対策を行うことは、実はポジティブなことであり企業にとっても従業員にとっても大きなメリットがあります。
メンタルヘルス対策は、
「メンタル不調から大切な人材(従業員)を守るだけでなく、従業員が心身ともに健康で満足感が高ければ、持てる能力を最大限に発揮できる」
ことに繋がるという点です。これがメンタルヘルス対策をする最大の理由です。
持てる能力を最大限に発揮できる会社には優秀な人材が集まり、成果を発揮します。優秀な人材が多い会社では職場も活性化され、生産性が向上し、業績が向上するという、プラスのループを生み出すことが可能です。
では、メンタルヘルス対策とは具体的にどのようなことをするのが良いのでしょう。メンタルヘルス対策を効果的におこなうためには、4つのケアを進めていくのが良いとされています。
・セルフケア
・ラインによるケア
・事業場内産業保健スタッフ等によるケア
・事業場外資源によるケア
そして何より、これらのケアを単発で終わらせるのではなく、継続的に実施していくことがとても大切です。正直、根気がいります。ですが、継続は力なり。
4つのケアの内容については、こちらをご覧いただけたらと思います。