こんにちは。
キャリアコンサルタントは国家資格であることをご存じでしょうか。
そして、どのようなことができるかご存じでしょうか。
本日はキャリアコンサルタントを活用することの有効性をお伝えしたいと思います。
キャリアコンサルタントは、「キャリア形成や職業能力開発などに関する相談・助言等を行う専門家」と言われています。
具体的には、キャリアの悩みや相談に乗る、将来のキャリア方向性を明確にするサポート、キャリアの目標達成のサポート、社会資源の情報提供などを行います。
その手段はさまざまで、面談、研修、制度設計、などお客様のニーズに合った方法で提供することが可能です。
ここで重要なのが、キャリアコンサルティングにおいて、あくまでもキャリア形成の主体は労働者であるということを念頭に行うため、こちらから何かを押し付けたり決めつけたりすることはいたしません。ご自身の中にある答えを一緒に紐解いていくイメージです。
次に、キャリアコンサルティングを活用したことが職業生活の満足感向上に繋がったという調査結果をご紹介させていただきます。見ていただくと分かるように、すべての項目で相談経験ありの方が満足度が高くなっています。
【専門家への相談経験の有無別の各側面に対する満足感】
(「満足している」+「おおむね満足している」の割合)
出典:独立行政法人労働政策研究・研修機構「労働政策レポートvo.12」(平成31年3月)
次に、厚生労働省の調査からキャリアコンサルティングを活用することの有効性が示されていますので、こちらのグラフもご覧ください。
【キャリアに関する相談の有効性(複数回答)】
出典:厚生労働省ホームページ
ここからわかるように、仕事に対する意識が高まる、自分の目指すべきキャリアが明確になる等の様々な効果があり、結果的には組織の活性化、モチベーションアップ、さらにその先には生産性向上、企業の業績アップが見えてきます。
したがって、キャリアコンサルタントを活用する意義は従業員本人にとってだけでなく、人財能力開発の一環として企業に取り入れる効果は十分に見込めます。
キャリアや能力開発に関するご相談は、「ヒト」の専門家=社労士であり、「キャリア」の専門家=キャリアコンサルタントでもある当事務所お任せください。
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